半年ほど乗っている「TOKYOBIKE SPORT 9s」をブルホーン化しました。その際、初心者ゆえに色々とハマりましたので注意点をまとめます。
完成の図 その1
完成の図 その2
交換における注意点
注意点は以下の2点です。自転車の仕様は細かくミリ単位で定められており、特にハンドルは本体との連結する「クランプ」部と「グリップ」部それぞれ自転車のタイプにより規格化されており、「SPORT 9s」のハンドル仕様は下記のようになっています。この仕様に準拠したパーツしか組み合わせることができません。<TOKYOBIKE SPORT 9s ハンドル仕様>
- クランプ径:25.4mm
- グリップ径:22.2mm
なお、「グリップ径」については一般的に「SPORT 9s」のようなフラットハンドルの場合は "22.2mm"、ドロップハンドル(ブルホーンもその派生のため同様です)は"23.8mm"という仕様となっているようです。
ハンドルだけの変更で済ます場合
ブレーキレバー、シフトレバーは標準のものを使い回して、ハンドルだけの交換で済めば安上がりです。(ボクはこれで済ませたかったのですが、仕様を知らずにグリップ径の異なるハンドルを購入してしまったため、結局全部変更する羽目になってしまいました。。。)前述のとおり、ハンドル径が "22.2mm" というのはブルホーンでは一般的ではないため、調べた限り条件を満たすものは以下の2点だけでした。
<KhodaaBloomってメーカーのオプション>
※ 2014/05/06 更新 こちらはもう製造されていないようです。
<NITTO B263AA>
2018/08/10 追加
いま商品を探してみると、仕様の合致するハンドルは他にもあるようですね。ブレーキ、シフトレバーも一緒に変更する場合
「もっと自分好みのハンドルを選びたい!」という場合は一般的なグリップ径のハンドルとなり、ブレーキレバー、シフトレバー共に使い回せないので、それらも一緒に変更する必要があります。ボクがチョイスしたのは以下のものです。
先ほども書きましたが、ハンドルを本体と連結する「クランプ」部は「SPORT 9s」の仕様 "25.4mm" に合わせる必要があるので、その範囲でハンドル選びをすることになります。
「SPORT 9s」の標準タイプは「ラピッドファイヤー」というタイプなのですが、コレ、ハンドルを握った手を全く移動せずに変速できるので非常に便利ですよね。そのため、なるべく同タイプのものに変更したかったのですが見つけることができませんでした。
そこで、なるべくグリップ部分の近くに取り付けられてコンパクトなダイアコンペの「 ENEサムシフター」というのにしました。
このレバーは単純なアナログレバーで、レバーを止める位置に目印やスイッチ的感触もありません。予想通り標準のシフトレバーに比べるとかなり操作しにくくなってしまいました。
ブルホーン用の一般的なブレーキレバーはハンドルの先端にカマのように取り付けるタイプのようです。そうすると先端部を握っている時にしかブレーキできません。ボクはどちらかというと平坦部分を握るほうが多いと思ったので、「SPORT 9s」の標準ブレーキと同タイプのものを探していたのですが、平坦部、先端部どちらで握ってもブレーキできるレバーがありました!
ハンドル
先ほども書きましたが、ハンドルを本体と連結する「クランプ」部は「SPORT 9s」の仕様 "25.4mm" に合わせる必要があるので、その範囲でハンドル選びをすることになります。
ボクが選んだのはこちら。ブリップ径は "23.8mm" なので、ブレーキバー、シフトレバーはこれに合わせて選ぶことになります。
当然色はブラック。ハンドル幅はコンパクトに "380mm" にしました。先端のキャップは別売りです。
シフトレバー
「SPORT 9s」の標準タイプは「ラピッドファイヤー」というタイプなのですが、コレ、ハンドルを握った手を全く移動せずに変速できるので非常に便利ですよね。そのため、なるべく同タイプのものに変更したかったのですが見つけることができませんでした。
そこで、なるべくグリップ部分の近くに取り付けられてコンパクトなダイアコンペの「 ENEサムシフター」というのにしました。
「ENEサムシフター」。複数のグリップ径 "22.2mm"、"23.8mm"、"26mm" に対応できる補助金具が付属します。
取り付けた図。ワイヤーがハンドルを握る際の邪魔にならないように取り付けました。
シフトチェンジの図
このレバーは単純なアナログレバーで、レバーを止める位置に目印やスイッチ的感触もありません。予想通り標準のシフトレバーに比べるとかなり操作しにくくなってしまいました。
ブレーキ
ブルホーン用の一般的なブレーキレバーはハンドルの先端にカマのように取り付けるタイプのようです。そうすると先端部を握っている時にしかブレーキできません。ボクはどちらかというと平坦部分を握るほうが多いと思ったので、「SPORT 9s」の標準ブレーキと同タイプのものを探していたのですが、平坦部、先端部どちらで握ってもブレーキできるレバーがありました!
ブリップ径は "23.8mm" のみに対応です。ハンドルの取り付け部がシルバーなのが残念ですが、他に同様の形のものは見つからなかったので仕方なし。
平坦部で握った図。
先端部で握った図。
その他
ブレーキワイヤーとシフトワイヤーも当初は交換するつもりはなかったのですが、ブレーキワーヤーについては外してみるとブレーキ部分と接続するボルトによる傷みが目立ったので交換しました。
シフトワイヤーについては標準のシフターから取り外せなかったので、別途購入しました。
シフトワイヤーについては標準のシフターから取り外せなかったので、別途購入しました。
また、各ワイヤーチューブについてもハンドル周りのレイアウト変わることで微妙に最適な長さが変わってしまい気持ちが悪いので交換しました。
渋谷のハンズに売っていた下記商品がブレーキワイヤー、ワイヤーチューブ、ブレーキレバー側の受け金具がセットになっていて283円で売っておりお買い得でした。
カスタマイズは「オレのは他のヤツらのとは違うぜー」という自己満足が全てですが、十分満足できる仕上がりになりました。予想外に手間もコストも掛かりましたが、結果オーライ!
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